曲名
令和
作曲 鈴木 清人
新元号「令和」公布日当日に、ピアノソロ即興で鈴木清人氏により発表された「REIWA」の主題によるインプロヴィゼーション、これをピアノ、サクソフォン、フリューゲルホルンの編成にアレンジしてもらい、リリースしました。iTunesやSpotifyから視聴が出来ます⇒
https://linkco.re/CtXzB203?lang=ja
「令和」英訳を外務省より「beautiful harmony=美しい調和」と提唱されました。美しい響きで光り輝く、そのようなイメージを偶然にも体現したかのようなメロディーのこの作品をお届けしたく、素晴らしい奏者らの力もお借りすることで実現でき感謝致します。このような情勢の中ですが、少しでも美しい音の輪が絶えぬよう願います。
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演奏者
星野 めぐみ（ピアノ） 矢邉 新太郎（ソプラノサクソフォン） 山本 翼（フリューゲルホルン）
REIWA
Composed by Kiyoto Suzuki Piano: Megumi Hoshino SopranoSax: Shintaro Yabe Fluegelhorn: Tsubasa Yamamoto
【作曲者からのメッセージ】
作曲技法の一つにアルファベットの文字列を一定法則にしたがって音の列を作り、それをモチーフとして曲の中で扱うという技法があります。クラシック界ではラヴェルやドビュッシーなども雑誌の企画でハイドンの名前の主題で小品を作曲しています。元号が変わった際、試しに令和、つまりREIWAを同じ法則で試してみたのです。
そこで出てきた音列はD-E-B-B-A、つまりレ-ミ-シ-シ-ラとなりました。
偶然にも東洋的なモチーフが日本独特の桜や紅葉、さらには夏や冬の原風景も想起させるものだと感じ、そのイメージをそのまま音楽として具現化したいと思い、元号が変わった時にそのままのイメージで即興演奏したものをYouTubeにアップしました。
ある時それが音束の中山氏の目に留まり、その後彼女の依頼により正式に楽譜に書き留めました。この度サックス奏者矢邉新太郎氏らの演奏により、よりたくさんの皆様に私が感じた温かなイメージを共有できること、大変嬉しく思っております。
（鈴木 清人）
